このレビューページでは、第4章・前編(IQトレーニングのすべて)のみのレビューとなっています
究極の筋トレ法≪筋トレ大百科≫
〜"完全図解"筋トレ専門書〜
【第4章・前編】IQトレーニングのすべて
第4章は筋トレ大百科を手に入れた人が最も読みたい部分、トレーニングについての章になります。
しかし残念ながら、この前編では実践的なトレーニング方法を教えてくれるものではありません。
ですが、これまでと違い、トレーニングの組み方やトレーニングの効果を高めてくれるものであり、直接トレーニングに関わってくる部分になります。
では、さっそく参りましょう。
まず、各部位の名称から始まります。多くの初心者が知らない知識ですので、
ここできちんと覚えておく必要があります。
トレーニング最中、今自分がどこの部位を鍛えてるのかを明確にしておかないと
トレーニングの効果が下がることがあります。
それにトレーニングを組み立てるときに今どこが発達が遅れているかが分かれば、
そこを中心にトレーニングができるので、名称や場所は覚えておく必要があります。
私も詳しく知らなかったので、この部分は大変役立ちました。
そして、エクササイズの順番です。
以前よりyoshiさんのメルマガ購読していたので、なんとなくは知っていましたが、
きちんと知ることができてよかったです。
トレーニングの順番を考える時間が減りました。
「進歩具合を冷静にチェックする重要性」では、本当に大切なことを教わりました。
おそらく、○○○をするとしないではモチベーションにもかかわると思いますし、
冷静に自分を分析することも難しかったと思います。
人間は自分のことを冷静に客観的に見ることが苦手です。
ですが、これをすればその点を解消することができ、またモチベーションも上がります。
またトレーニングの効果が“千倍”にもなるのに、実行している人が少ないそうです。
これはやらない手はないですよ。めんどくさいことをすることが近道なんです。
○○○をすることの恩恵はトレーニングの効果を上げてくれるだけではありません。
冷静の自分、トレーニングを分析するためにとても役立ちます。
人間は細部まで覚えておくこともできないから、
覚えておけない部分を○○○をすることで補ってくれるのです。
トレーニングに向かう心の準備の項では、トレーニング前のマインドセットを行います。
ここでマインドセット出来るかどうかでトレーニングの質が決まります。
人間、気の持ちようという言葉がありますが、心が行動に影響を与える典型と言っていいでしょう。
yoshiさんは数年前にコンテストに出るという目的があり、
並々ならぬ覚悟や体づくりへの情熱を持っていたそうです。
ですが、このマインドセットこそが圧倒的なスピードで肉体を進化させた要因の一つと仰っています。
話は変わりますが、アファメーションをご存じでしょうか?
未来のありたい自分の姿を言葉で表現し、潜在意識に刷り込むものです。
これを数週間行った結果、トレーニングをしていないのに筋量が20%増加したという結果も出ています。
このように言葉やイメージを使うことでトレーニングの効果を上げることができるのです。
だからこそトレーニング前のマインドセットはしたほうがいいですし、
他の人と同じトレーニングで効果を上げたいのならするべきでしょう。
続いては、一番悩むだろうセット数です。
これについては1セットか複数セットかということを書いています。
たいていの人は複数セットを選択します。
複数セットを選択するといっても、そこにも複数のセットの組み方がありますが、
ここでは多くのトレーニーが取り入れているピラミッド法が書かれています。
1セット法にも触れていますが、多くのトレーニーには必要のないものです。
たぶん、実践しても結果が出ません。
だから、複数セットをメインに書いています。
そして、どれくらいレップ数で行えばいいのか、
どれくらいのレップ数で筋肥大するのかということを書いています。
最後にどれくらいの周期でトレーニングをするのか。
普通は一年を通して、筋肥大を望むことは難しいです。
これは言い換えると、自分が筋肥大する最適な重量でトレーニングを一年中することはできないということです。
だからこそ、このサイクルトレーニングの考えが必要になります。
yoshiさんの場合には大体2ヵ月半くらいでトレーニングを回しているようです。
一例も示されているので、最初はこれで行ってみるのがいいでしょう。
自分の回復や調子の具合を感じとれるようになれば、
自分なりのトレーニングのサイクルが作れるはずですので。
他にもマシンvsフリーウェイトや有酸素運動とどう付き合うのか、POF理論についても
詳しく記述しています。